個人型確定拠出年金

あまり普及していないような気がしますが、個人型確定拠出年金(iDeCo)という制度があります。簡単に言うと全額所得から控除される年金です。

よく年金は3階建に例えられます。1階が国民年金、2階が厚生年金、iDeCoは3階部分となります。他の年金と大きく違うのはiDeCoは自分で運用商品を選ぶという点です。

私はニューヨークダウ株価指数に連動した商品に積み立てをしています。アメリカの有力企業詰め合わせみたいなイメージでしょうか。アップル、コカコーラ、マイクロソフト、3M、ボーイングといった有名な会社ばかりです。

iDeCoには運用益が非課税という有利な点があります。また全額所得控除になるのでかなり効率的な節税になります。

ただし気をつけるというか、知っておかなければいけない点として中途解約はできず、受取は60歳以降になること、また受取時に課税される場合があるということです。

場合があるというのは、サラリーマン退職時にまとめて受け取る場合は退職金控除の対象になりますが、退職金控除枠は勤続年数により1500万〜2000万程度なのでもし退職金が2000万を超えていたら確実に課税対象になります。

また分割で受け取る場合、60歳〜65歳の年金の控除額が年70万なのでそれを超過した場合は課税対象になります。

こんなことばかり書いているとデメリットが大きく感じるかもしれませんがご安心ください笑

投資の世界には複利という武器があります。月1万円拠出すると年12万円、25年間続けると300万円になります。

これを年間5パーセントの利益が出ると仮定すると、、、なんと約588万円に膨れ上がります。これは絵に描いた餅でも何でもなくて、実際に過去のニューヨークダウ平均株価を見ると25年前は4000ドル以下だったものが今は約26000ドルです。(ちなみに1994年の日経平均終値が20000円弱で、現在が20600円です。ほとんど経済が成長していないことがわかります。)

もちろん、25年後にアメリカ経済が没落していく可能性も否定はしきれません。しかしそれを言うと日本円を持ち続けた結果、日本経済が更に没落し日本円の価値が世界基準で見た場合に劣後している可能性も小さくは無いでしょう。

iDeCoは現時点で税制面からは最強の投資法ですが、あくまで年金なので教育資金を貯めたりするには向きません。2000万円問題に対応する将来の備えという位置付けですね。

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